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第93回HL7セミナーのご案内(7月3日開催)

日時:

令和7年7月3日(木)10:30~12:00(会場受付 10:00~)

会場:

第3会場(仙台国際センター展示棟 1F展示室1-B(210席予定))

主催: 日本HL7協会
司会: 日本HL7協会  情報教育委員会委員長   檀原 一之
テ-マ: 「FHIRを活用した電子カルテ情報共有サービスに対応する取り組みのご紹介」

 HL7は2019年1月に、FHIRの最初の正式バージョンR4をリリースしました。FHIRは、医療アプリケーション間で情報を交換するための、一貫性のある実装が容易なメカニズムを提供することを目指しています。HL7のV2、V3とRIM、およびCDAの定義および実装を通じて得た教訓、成功を基に、さらなる標準として開発されました。FHIRは、米国のMeaningful Use Stage3でドキュメント交換のための標準として採用され、2019年の1月の米国ISA(Interoperability Standards Advisory、ONC)に採用されています。
 直近では、2023年3月に、FHIRの最新バージョンR5をリリースしました。
 日本では、「全国医療情報プラットフォーム」の仕組みの一つである電子カルテ情報共有サービスが、令和7年度中のサービスの運用開始に向けて、医療機関等で正常にサービスを導入・運用できるかを確認するために2025年1月以降、モデル事業が順次開始予定となっています。ここで取り扱う3文書6情報は、 FHIRに準拠しています。
 本セミナーでは、HL7 FHIRの背景、医療機関/システム開発ベンダの立場からFHIRを活用した電子カルテ情報共有サービスに対応する取り組みを紹介していただきます。

■ プログラム
1. HL7 FHIRの背景 10:30~11:00
  日本HL7協会会長 川崎医療福祉大学特任教授 木村 通男

【概要】
 HL7協会の最新の活動状況、最新のFHIRに関する国内外の動向について
解説します。

2. FHIRを活用した電子カルテ情報共有サービスに対応する取り組み紹介 11:00~12:00

【概要】
 医療機関、システム開発ベンダの立場からFHIRを活用した電子カルテ情報共有サービスに対応する取り組みを紹介していただきます。

  •  ● 各医療機関(各社)の取り組みの概要と特徴
    •    ・ FHIRを採用した電子カルテシステムの設計と実装
    •    ・ FHIRによる診療情報の構造化及び交換の実証
    •    ・ モデル事業の実施状況
  •  ● 課題
    •    ・ FHIRの標準仕様の理解及び実装における困難点
    •    ・ セキュリティ及びプライバシー対策の標準化と実装
    •    ・ 現行業務フローからの変更及び運用定着に向けた課題
  •  ● 今後の期待
    •    ・ FHIR普及による電子カルテ情報の国境を越えた相互運用性の向上

講演
 ① 千葉大学医学部附属病院 病院長企画室            土井 俊祐 先生
 ② 富士通Japan株式会社 第二ヘルスケアソリューション事業部   石井 誠一 先生
 ③ 日本電気株式会社 医療ソリューション統括部         京免 佑介 先生

■ 本セミナーは、現地開催(セミナー会場)のみとなります。Web視聴はありません。

参加費: 無料(但し第29回日本医療情報学会春季学術大会の参加登録が必要です
参加申込方法:

https://www.hl7.jp/seminar_entry/00250 の申込みフォーム(6月3日から有効)から氏名、所属/会社名、会員番号(会員の場合)、その他必要事項をご記入の上、6月27日までにお申込み下さい。定員(210名)になり次第締切らせていただきます。

医療情報技師ポイント: 申請については、当日会場で配布する要領に基づき手続きをお願いします。(技師ポイントは、当方より医療情報技師育成部会へ申請致します。ポイントは、1ポイントを予定)

[事務局および連絡先]

〒105-0004 東京都港区新橋2丁目5-5 (新橋2丁目MTビル5F)
保健医療福祉情報システム工業会内 日本HL7協会事務局 セミナー担当

E-mail: office@hl7.jp
TEL (03)3506-8010 FAX (03)3506-8070

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